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加齢による口臭
最近では中高年の男性などに対して加齢臭という言葉がよく使われていますが、実は口臭にも加齢性口臭というものがあります。
加齢性の口臭はお口の中の環境が変化していくことによって起こります。
年齢が高くなってくると唾液の分泌量が減少し、唾液による口腔内の洗浄効果が衰えてしまうことが加齢性の口臭の原因であると言われています。
しかし、唾液の分泌量は20代から30代にかけて著しく減少するので、若いうちから口腔内の清潔、口臭対策には気をつけなければいけないようです。
加齢により唾液の分泌が減少すると、口腔内にいる細菌が洗い流されないままになります。
更に口腔内に留まった細菌が増殖することによって口臭だけでなく、虫歯や歯周病にもかかりやすくなります。
虫歯や歯周病も口臭を発生させる原因となるものなので、加齢に伴って口腔内の環境が悪化するということが、加齢性口臭の大きな要因と言えそうです。
また、加齢による免疫力の低下も細菌を増殖させたり、唾液の分泌を抑制したりして口臭の原因となります。
歳を取ったから口臭は仕方がないなどとあきらめることなく、歯医者で定期的なメンテナンスを受けたり、口腔内の清掃に気をつけたりすることで口臭を軽減させることができます。
口臭の原因